開運!シアワセを呼ぶ『ありがとう』の屁理屈(2)

以前本で読んだ話です。

昭和の戦前の頃のこと。
ある家で不幸がありました。
お婆ちゃまが亡くなったのです。

その家は地元の名士の家系だったので、
禅宗の偉いお坊様をお呼びしてご葬儀を営むことになりました。

法要が終わった後、お見送りをする遺族にこの偉いお坊様は
『いやぁ、めでたいなぁ、めでたいなぁ~』
と妙な事をおっしゃる。

普通のお坊さんならこのへんで『何を失礼な!』と水でも掛けらるところですが、
そこは偉いお坊様。
家人もきょとんとするばかり。

そこで跡取りさんが意を決してお坊様にお尋ねしました。

『母が亡くなったというのにめでたいとは、どのような意味なのでしょうか?』

すると偉いお坊様はおっしゃいました。

『歳の進んだ者から先に旅立つのは世の常じゃ。』
『若い者が先に行くは逆縁と言ってこれほど悲しいことはない。』
『この家はちゃんと順縁に従って親を送ることが出来ておる。』
『これぞ有り難きこと、めでたいではないかのう…。』

う~ん、ナルホド!さすが禅宗のお坊様ですね。

釈阿理はこれを『ありがとうの屁理屈』と名付けました。

頭に来たとき、イライラするとき、窮地に陥ったとき、不運に見舞われたとき、
このいまいましい現実を『ありがたや~、ありがたや~』につなげるべく
屁理屈で謎解きをしてみるのです。

気学の教えに『大難は小難に、小難は無難に』という言葉があります。
これもまさに『ありがとうの屁理屈』だと釈阿理は思います。

どうにも『ありがとう』で解けない時は、『このくらいで済んで良かった』
と解けば良いのです。
これはインチキと言えばインチキですが…(笑)。

『笑う門には福来たる!』
釈阿理の経験から言ってもこれは確かに間違いではないようです。

暗い、寂しい、悲しい、怒り、恨み、苛立ちなどは決して良い波動ではありませんから
やはり同じような波動と共振し、負のスパイラルを呼び寄せてしまいます。

『ありがとうの屁理屈』遊びをしていると、
次第にその思考スタイルが身についてきます。

思いついた屁理屈は、必ず声に出して言ってみること。

騙されたと思って三ヶ月実行してみてください。
きっと幸運の女神様がウィンクしてくれますよ!

合掌




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